阿部浩幸団長の顔画像「就任半年パワハラで消防団員全22人退団」茨城

2022年11月13日

11月12日に茨城県行方市消防団の「玉造支団第5分団第2部」(通称・羽生消防団)に所属していた消防団員22人全員が退団していたことが報道されました。

羽生消防団員が全員退団することになってしまった原因は行方市消防団・阿部浩幸(あべひろゆき)団長にありそうです。調査していくと阿部浩幸団長の顔画像を発見しました。

阿部浩幸の顔画像「消防団長就任は2022年4月」

茨城県行方市消防団団長・阿部浩幸さんの顔画像が茨城県行方市『市報行方』 5月号に掲載されていました。

こちらが阿部浩幸団長です。「団長就任のあいさつ」とともに顔画像が掲載されています。

今後も、市民の皆さまの安全・安心を守るため、各種災害に対応する、消防活動の推進などさまざまな取り組みを行っていきますので、活動へのご理解、ご支援をいただきますようよろしくお願い申し上げます。

阿部浩幸団長は令和4年4月1日付けで行方市消防団長に就任したことも書かれています。

行方市消防団の邉田和夫前消防団長が令和4年 3 月 31 日をもって退任し、新たに元玉造支団長兼副団長の阿部浩幸氏が令和4年 4 月 1 日付けで行方市消防団長に就任しました。邉田前団長は通算 32 年の長きにわたり消防活動に従事され、行方市消防団を支える中心人物としてさまざまな舞台で活躍されました。大変お疲れさまでした。

就任して約半年後に「玉造支団第5分団第2部」の全消防団員22人が退団になるという大事件が起きてしまいました。

阿部浩幸団長の理不尽な操法競技の順番変更が退団原因

yukueshi-souhoukyougitaikai — 行方市消防ポンプ操法競技大会

茨城県行方市消防団の「玉造支団第5分団第2部」(通称・羽生消防団)に所属していた消防団員22人全員が退団した理由は9月24日予定されていた操法競技大会が原因です。

市や元団員によると、トラブルの原因は、9月24日に予定していた市消防団の操法競技大会。可搬ポンプとホースを使い、送水のタイムや規律などを競う。大会は抽選で競技順を決めるが、羽生消防団は6月の抽選で5番目となったにもかかわらず、その後、27番目の消防団と順番が入れ替わっていた。結局、操法大会は新型コロナウイルスの影響で中止となった。

順番変更の理由について、市消防団の阿部浩幸団長は「5月の新人訓練があった際、羽生消防団が穴の開いたホースで参加していた。(変更は)注意喚起・指導の意味合いだったと理解している」と説明する。羽生消防団側は、この対応に反発。
茨城新聞

阿部浩幸団長は「5月の新人訓練で羽生消防団が穴の開いたホースで参加していたから」と順番を変更した理由を説明していますが、その後の6月の抽選した順番の変更は意味がわかりません。

「5番！？ヤッター早く終われるぞ！」とぬか喜びさせておいてからの「残念でしたーお前らこないだ手抜きしてたから27番に変更なwww」だからな
そりゃハァ？ってなりますわ

せっかく早い番号を引き当てて、早く帰れると思ったのに謎のペナルティで20番以上も後に変更させられる。これに羽生消防団が反発するのも分かります。

阿部浩幸団長は謝罪に行かず「プライド高すぎて頭下げられない」

操法競技大会の理不尽な順番変更に反発した羽生消防団員。その件に関して、分団長や市の担当職員らは羽生消防団員に謝罪に行っていることが報じられています。

分団長や市の担当職員らが謝罪に赴いたものの、7月20日に全員分の退団届を提出した。市などはその後も約3カ月にわたり、謝罪や慰留をしたが、最終的に10月17日付で退団届を受理した。
茨城新聞

報じられている内容を見ると、退団した22人は「分団長より上の立場の人」の謝罪を求めていました。

退団届を提出した理由について元団員らは、分団長より上の立場の人に説明を求めようとした結果、「これ以外の方法がなかった。苦渋の決断だった」と振り返る。「われわれと向き合ってほしかった。最後まで満足できる謝罪も説明もなかった」と話し、「家族や自分の時間を犠牲にして地域貢献のため活動してきた。間違いを間違いと言えない環境は疑問。何も結果が出ないまま、退団届が受理されてしまったことは非常に残念」と語った。
茨城新聞

分団長より立場が上の人とは、行方市消防団本部の人間です。