北海道庁旧本庁舎火災の原因は放火「赤れんがは国の重要文化財」

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2022年10月3日午前0時半ごろ、札幌市中央区北3条西6丁目にある北海道庁旧本庁舎(通称:赤れんが)付近で火災がありました。
赤れんがは現在改修工事中で10月中旬オープン予定でした。

国の重要文化財である北海道庁旧本庁舎の火事はなぜ起きてしまったのか、調査しました。

目次

北海道庁旧本庁舎の火災の原因

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北海道庁旧本庁舎の火災は放火が原因の可能性が高いです。

2019年に発表された国の重要文化財の火災被害は86件94棟で発生しています。(1950年文化財保護法施行以降)

出火原因の1位は「放火」で全体の30%近くを占めています。
人々に大切にされていて目立つ建物は狙われやすいようです。

北海道庁旧本庁舎は現在工事中なので出火原因は他にも考えられます。
ですが、重要文化財なのでより細心の注意を払って工事をしているでしょう。

しかも火事発生の時間が午前0時。
改修工事をしていない時間帯に火災が起きているのが不自然です。

なので「放火」が原因ではないでしょうか。

北海道の赤れんが以外で火災にあった重要文化財

札幌の赤れんが以外に、過去にも重要文化財が放火された事件が多数あります。

松山城

1933年に放火によって大天守以外の多くを焼失。
1949年には再び放火にあい、ほとんどが焼けてしまいました。

金閣寺

1950年には、金閣寺(京都市北区)も放火されて全焼しています。
犯人は、当時21歳だった金閣寺の僧侶です。

下関駅

2006年に下関駅も放火されて、東口駅舎が全焼しています。
木造平屋建てで三角屋根の駅舎は、地域のシンボルとなっていました。


北海道庁旧本庁舎も重要文化財です。
犯人は改修工事オープン直前の時期を狙って放火したのではないでしょうか。

幸い怪我人はいませんでしたが、工事もほぼ終わりかけの一番ダメージの大きいタイミングでの火事。
地域のシンボルともなっている重要文化財の火災ということで、ショックが大きいです。

出火原因の新たな情報が入りましたら、追記していきます。

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